新型コロナウイルス、WHO(世界保健機関)の発表や声名まとめ

新型コロナウイルス 世界の準備不足 社会

何かと後手後手な感じがあるWHOの動き。

全世界的な混乱を起こさないために、あまりにも衝撃的な発表はできないことは理解できます。

でも、いつも「誰に気をつかっているの?」というような印象を受けることも。

今後、WHOの動きを追うために、いままでのWHOによる発表や報告をまとめてみました。

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新型コロナウイルス 子どもの症状の判断はどうする?「スッキリ」より

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新型コロナウイルス まずは日本における初期段階のニュースから

まずは、武漢で原因不明のウイルスによる肺炎が発生していることを伝えているニュースから。

2020年1月7日のニュースです。

(CNN) 中国中部の湖北省武漢市で、原因不明のウイルス性肺炎の感染者が続出し、アジアの周辺国や地域が警戒を強めている。当局は、かつて多数の死者を出した重症急性呼吸器症候群(SARS)の再燃の可能性は否定した。

武漢市の衛生当局によると、同市ではこれまでに、原因不明のウイルス性肺炎に感染した症例が59例報告された。うち7人は重体になっており、全員が隔離治療を受けている。死者が出たという報告は入っていない。
(途中略)
武漢の当局によれば、ウイルス感染は昨年12月12日~29日にかけて発生。患者の中には市内の海産物市場の従業員が複数含まれるという。

引用元:CNNニュース(2020/01/07)原因不明のウイルス性肺炎、中国・武漢で感染者続出 新型ウイルスか

上記ニュースの前日、1月6日付けで、厚生労働省のページでも上記と同内容の報告と厚生労働省の対応についての記事が発表されています。

・厚生労働省(2020/01/06)
中華人民共和国湖北省武漢市における原因不明肺炎の発生について

 

その前の1月5日付けで、WHO(世界保健機関)は下記の発表をしています。

おそらく、WHOが原因不明の肺炎についての発表はここからなのかと思われます。

・WHO(2020/01/05)
Pneumonia of unknown cause – China」Disease outbreak news
※和訳すると「原因不明の肺炎 - 中国」

 

次はWHOがどんな発表や報告を行ってきたのか、ニュースをたどってみます。

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新型コロナウイルス WHOの報告や発表 2020年1月

ニュースは主に「時事ドットコムニュース」のサイトから参照・引用しました。
それ以外の引用元については、「引用元」として記載します。

内容の詳細はリンク先の本文をお読みください。

2020/01/09

渡航制限、現時点では不要 中国コロナウイルスで―WHO

現時点では中国への渡航や取引の制限は不要との見解を示した。

2020/01/21 新型肺炎、死者4人に 中国「ヒト・ヒト感染」確認―WHO、22日に緊急会合

世界保健機関(WHO)は20日、中国での肺炎が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかを判断する緊急委員会を、22日にジュネーブで開催すると発表した。
2020/01/22 WHO、「緊急事態」判断保留 中国新型肺炎、さらに議論へ

WHOのテドロス事務局長はジュネーブで記者会見し、判断保留の理由について「これは非常に重要な問題だ。全ての証拠を適切に考慮してからでなければ出すことはできない」と述べ、緊急事態宣言に踏み切るまで慎重に議論を重ねる姿勢を強調した。23日も議論継続。
2020/01/23 WHO、緊急事態宣言見送り 新型コロナウイルス―人からの感染限定的

現時点では人から人の感染は中国で家族内と医療関係者に限定されており、世界的な脅威と指定するには時期尚早と判断した。
テドロス氏は、渡航や貿易の制限については現時点で勧告しないと明言。空港での検査は続けるべきだとした。
2020/01/29 WHO、緊急委を再招集へ 新型肺炎拡大に危機感―習主席の「指導力」には賛辞

肺炎を引き起こす新型コロナウイルスが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかどうかを判断する緊急委員会を30日に再招集すると発表した。ジュネーブで記者会見したテドロス事務局長は、習近平・中国国家主席を「希有(けう)な指導力がある」と称賛するなど、中国側の対応を評価しつつ、感染拡大に危機感を示した。
2020/01/30 WHO、緊急事態を宣言 渡航・貿易制限は勧告せず―新型肺炎

世界保健機関(WHO)は30日、新型コロナウイルス感染による肺炎について緊急委員会を開き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言した。
一方で「不必要に人やモノの移動を制限する理由はない」として、感染地への渡航や貿易を制限する勧告は行わないと強調した。


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新型コロナウイルス WHOの報告や発表 2020年2月

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2020/02/04 新型肺炎、現時点でパンデミックに当たらず WHO幹部

世界保健機関(WHO)で世界的な感染症への対策を統括するシルビー・ブリアン氏は4日にジュネーブで行った記者会見で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスについて、現時点では、感染症の世界的な流行を示す「パンデミック」の状態ではないとの認識を示した。
2020/02/11 正式名称は「COVID―19」 新型肺炎でWHO

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、ジュネーブで開いた記者会見で、新型コロナウイルスが引き起こす肺炎の正式名称を「COVID―19」に決定したと発表した。
2020/02/12 WHO、入港拒否を批判

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長(写真)は12日、ジュネーブで記者会見し、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を恐れてクルーズ船の入港拒否が相次いでいることについて批判した。
2020/02/20 クルーズ船での死者、予想の範囲内 WHOのテドロス事務局長

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の日本人乗客2人が死亡したことについて、年齢や600人を超すクルーズ船全体の感染者数を考慮すれば、予想の範囲内だとの認識を示した。
2020/02/21 WHO、22日に武漢入り 新型コロナ調査

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は21日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルス調査のため中国に派遣した専門家チームが、22日に感染中心地の湖北省武漢に入ると明らかにした。
2020/02/24 WHO事務局長、世界はパンデミックへの備え必要 新型肺炎

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスについて、世界的流行を意味する「パンデミック」が起こる可能性に、各国は備える必要があると強調した。

テドロス氏は現時点ではパンデミックの状態ではないとの認識を示した。また、緊急事態への対応を統括するマイク・ライアン氏は、韓国での感染者数急増など懸念材料がある一方、中国での新規感染者数は減少していると述べ、パンデミックの判断は時期尚早だと説明した。
2020/02/25 新型ウイルス、欧州3か国で初確認 WHO、世界の準備不足に警告

オーストリアとスイス、クロアチアの欧州3か国で25日、新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された。ウイルス感染による世界の死者は増加を続けており、世界保健機関(WHO)幹部は流行封じ込めに対する世界の準備が「全くできていない」と警鐘を鳴らした。
2020/02/27 世界は感染拡大阻止の岐路に 新型ウイルスでWHOトップ

テドロス氏は、新型ウイルスは世界的な流行を意味する「パンデミック」に発展する可能性があると指摘。
(途中略)
中国のように大胆な措置を取れば、まだ「抑え込むことは可能だ」と強調した。
2020/02/28

世界で「非常に高い」に引き上げ WHO、新型ウイルスのリスク
世界のリスク、最高に引き上げ 最大級の対応勧告―新型ウイルスでWHO

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は28日にジュネーブで記者会見し、世界全体での新型コロナウイルスのリスク評価について、これまでの「高い」から「非常に高い」に引き上げたと発表した。これまでは中国のみ「非常に高い」とされていた。

新型コロナウイルス WHOの報告や発表 2020年3月

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2020/03/02 日韓伊イランが「最大の懸念」 新型肺炎でWHO

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスについて、日本、韓国、イタリア、イランの4カ国が「最大の懸念だ」との認識を示した。同日にイランにWHOの専門家チームが入り、政府と協力して調査などを始めたという。
(途中略)
十分な根拠があれば、「パンデミック(世界的流行)」の宣言を「ためらわない」と明言した。ただ、累計の感染者数の9割はいまだ中国が占めており、現状ではパンデミックには当たらないとの認識を示した。
2020/03/03 WHOとIOCのトップが協議 東京五輪、判断は時期尚早

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日、ジュネーブで記者会見し、新型コロナウイルスにより開催が懸念されている東京五輪について、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で協議したと明らかにした。その上で、開催の可否についての判断は「時期尚早」だとの認識を示した。
2020/03/05 一部の国の「対策不足」批判 新型コロナでWHOトップ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスの感染阻止対策に関し「一部の国は直面している脅威に比して不足している」と批判した。
2020/03/06 WHO、日韓に苦言 「政治的争い」回避を―新型コロナ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は6日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスをめぐり日本と韓国が相互に入国制限の強化を決めて対立が深まっていることについて、「政治的な争い」にするのは回避すべきだと苦言を呈した。
2020/03/06 新型コロナ、「夏に終息」は間違い WHO

【ジュネーブ、ロンドン・ロイター時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は6日、ジュネーブで記者会見し、感染拡大が続く新型コロナウイルスの終息時期について、「夏になればインフルエンザのように消えてなくなるだろうという希望的観測は間違っている。そうなる証拠は今のところない」と述べた。
2020/03/09 パンデミック「現実味増した」 新型コロナでWHOトップ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は9日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスがパンデミック(世界的流行)に発展する可能性について「脅威はかなり現実味を増した」という認識を示した。
2020/03/11 新型コロナは「パンデミック」 WHO、全力の対応訴え

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、ジュネーブで記者会見し、新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的流行)とみなせる」と表明した。WHOがパンデミックの呼称を使うのは、2009年の新型インフルエンザ以来11年ぶり。世界各国に全力で感染拡大を抑え込むよう訴えた。
2020/03/13 WHOトップ、安倍首相を称賛 資金拠出に謝意

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は13日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスへの日本の対応について「安倍(晋三)首相の主導の下での政府挙げての対策」が、感染の抑制に決定的な役割を果たしていると称賛した。
2020/03/16 新型コロナ「あらゆる疑い検査を」 WHO、子供の死亡例も

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は16日、ジュネーブで記者会見し、新型コロナウイルスについて「あらゆる(感染)疑い例を検査すべきだ」と述べ、検査による感染者隔離と感染経路特定を徹底するよう訴えた。また、重症化しにくいとされる子供の死亡例が出ていることも明らかにした。
2020/03/17 イブプロフェンに注意 新型コロナ疑いなら―WH

【ベルリン時事】DPA通信などによると、世界保健機関(WHO)報道官は17日、新型コロナウイルス感染の疑いがある場合、医師の助言なしに抗炎症薬「イブプロフェン」を服用しないよう注意を促した。抗炎症作用の少ない「アセトアミノフェン」服用が望ましいという。
2020/03/18 韓国のコロナ対応を称賛 「降伏せず」抑制に成功―WHO

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は18日、ジュネーブで記者会見し、韓国は新型コロナウイルスの感染が急拡大する事態に直面したが、各種対策で抑制に成功しつつあるとし「降伏しなかった」と称賛した。
2020/03/20 新型コロナ悪化の報告なし WHO、「イブプロフェン」服用への注意修正

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は20日までに、新型コロナウイルス感染者による「イブプロフェン」服用について、「控えることを求める勧告はしない」と表明した。イブプロフェンは抗炎症作用を持ち、鎮痛剤などに用いられている。WHOは、治療に当たっている医師への調査の結果、通常の副作用以外に、症状を悪化させるという報告はなかったと説明した。
2020/03/20 新型コロナ「拡散行動控えて」 WHOが若者に要請

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日にジュネーブで行った記者会見で、若者に対し「世代間の連帯」を呼び掛け、新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすい高齢者のため、パーティーなどウイルスを拡散しやすい行動を慎むよう求めた。
2020/03/23 「危険なら開催せずと確信」 WHO、東京五輪で

 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は23日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスの影響で延期の可能性が強まっている東京五輪について、日本政府と国際オリンピック委員会(IOC)は「アスリートや観客に危険があれば開催しないと確信している」と述べた。
2020/03/25 選手、観客のため「犠牲払った」 WHO、五輪延期で日本に謝意

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日にジュネーブで行った記者会見で、東京五輪の延期が決まったことについて「選手、観客、関係者の健康を守るために犠牲を払った日本の安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)に感謝する」と表明した。
2020/03/26 新型コロナで「何百万人死亡も」 WHO事務局長、G20で警告

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は26日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて開かれた20カ国・地域(G20)首脳の緊急テレビ電話会議で、「すべての国が積極的な措置を取らなければ、何百万人もが死亡する可能性がある」と警告した。
2020/03/27 新型コロナ、全世代が注意を 50歳未満の15%は中・重症―WHO

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は27日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスは高齢者だけでなく、すべての世代が注意を要すると警告した。これまでの集計によると、50歳未満の感染者のうち、おおむね10~15%が「中程度から重い」症状を示しているという。
2020/03/29 新型コロナ拡大阻止へ連携 安倍首相とWHO事務局長が電話会談

安倍晋三首相は30日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と電話で約45分間会談し、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を食い止めるため、緊密に連携していくことで一致した。首相が東京五輪の1年延期を伝えたのに対し、テドロス氏は支持を表明。「WHOも成功に向け一緒に準備に関わっていきたい」と語った。
2020/03/30 イタリア、感染者10万人超える ピーク「7~10日後」

【パリ、ベルリン時事】イタリア保健省は30日、新型コロナウイルスの感染者が約10万2000人となったと発表した。
(途中略)
世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏も30日にジュネーブで行った記者会見で、イタリアではロックダウン(都市封鎖)などの効果が出始める時期であり、感染拡大は「近く安定するはずだ」と述べた。

WHOの発表とは関係ありませんが、3月26日にはこんなニュースも。

「WHO事務局長は辞任を」 ネット署名に52万人賛同―新型コロナ

WHOのテドロス事務局長の即時辞任を求めるインターネット署名がはじまったようです。
3月26日正午時点で約52万人が賛同。
コメント欄には「中国の人形だ」「恥を知れ」などがあるとのこと。

そんな中、同じく3月26日、中国の習近平国家主席は
「新型コロナウイルスの世界的流行に対する闘いを進めているテドロス氏の努力を称賛する」と表明したそうです。あらら。^^;

中国主席、WHO事務局長を称賛

新型コロナウイルス WHOの報告や発表 2020年4月

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2020/04/01 世界の感染者「数日内に100万人」 WHOが新型コロナで見通し

世界に拡散する新型コロナウイルスについて、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、記者会見し「数日以内に感染者が100万人、死者が5万人に達する」という見通しを示した。「急激な感染の増加と拡大を深く懸念している」とも述べ、各国に一層の対策を求めた。
2020/04/01 マスク着用めぐり議論 欧州、「変人」の偏見消える?

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日の記者会見で、有症者が着用すべきだとの従来の見解は変えていないとしたものの、「広範な使用についての議論がある」と指摘。有効性の調査を進めていることを明らかにした。
2020/04/06

マスクに予防の証拠なし 政策決定には注意を―WHO

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染の予防をめぐり、マスクの利用方法についての「暫定指針」を公表した。WHOは、健常者が広範にマスクを着用することによる予防効果の証拠はなく、各国がマスクをめぐる政策を決定する際には、目的を明確にすることに注意すべきだと呼び掛けた。

2020/04/08 コロナの「政治化」やめよとWHOトップ 米大統領、即座に反発

【ベルリン、ワシントン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日、ジュネーブで行った記者会見で、トランプ米大統領が「WHOは中国寄り」と批判したことを受け、「新型コロナウイルスの政治化はしないでほしい。必要なのは団結だ」などと感情をあらわに十数分にわたって熱弁を振るった。
2020/04/10 日本のクラスター対策評価 WHO、東京の現状は懸念―新型コロナ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は10日にジュネーブで行った記者会見で、日本の新型コロナウイルス封じ込めについて、「非常に組織的にクラスター(感染者集団)を調査する手法を取ってきた」と評価した。ただ、東京の現状には一定の懸念を示した。
2020/04/15 米拠出停止は「遺憾」 WHOトップ、団結訴え

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は15日にジュネーブで行った記者会見で、トランプ米大統領がWHOへの資金拠出を停止すると発表したことについて「遺憾に思う」と述べた。テドロス氏はその上で、拠出停止の業務への影響を精査し、不足資金の穴埋めを他の加盟国などと協議すると表明した。
2020/04/20 医療物資囲い込みに警告 WHO・WTO共同声明―新型コロナ

【ロンドン時事】世界保健機関(WHO)と世界貿易機関(WTO)は20日、共同声明を発表し、新型コロナウイルスの治療で必要不可欠な医療物資の輸出を制限しないよう各国に呼び掛けた。世界的に医療用マスクや防護服、人工呼吸器などの「囲い込み」が表面化しており、これに警告を発した。
2020/04/20 「米に隠し事ない」、台湾にも反論 WHOトップ―新型コロナ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日、ジュネーブで記者会見し、新型コロナウイルスについて「米国への隠し事はない」と述べ、中国への配慮で情報を公開しなかったと非難する米国の主張を否定した。また、中国・武漢の状況に関する早期通報を無視したと批判する台湾にも反論した。
2020/04/23 アドレスとパスワード大量流出 WHOにサイバー攻撃急増

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は23日、サイバー攻撃により職員らの電子メールアドレスとパスワードが今週、ウェブ上に大量流出したと発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、WHOへのサイバー攻撃は急増しており、前年同期比で5倍に上っているという。
2020/04/24 各国首脳、WHOと団結示す ビデオ会議、米中は不参加―新型コロナ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)と欧州やアフリカ、東南アジアなどの各国首脳らは24日にビデオ会議を開き、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発で協力していく方針で一致した。WHOとの団結を示した形だが、新型ウイルスをめぐり対立している米中の政府からは参加者がいなかった。
2020/04/24 再感染、防げる証拠ない 新型コロナ抗体保有者―WHO

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は24日付の報告書で、新型コロナウイルスに感染し抗体を保有しても、2度目の感染を防げる証拠は現時点ではないと見解を示した。英国など一部の国で、検査で抗体が確認された市民に「免疫証明書」発行を検討しているが、WHOとしては完全な安全性の証明にはならないと警鐘を鳴らした。

◆台湾とWHOの関係も目が離せないですね。
台湾、警告無視のWHOに苦言 早期に「人・人感染」通報―新型コロナ(2020/04/11)
台湾でWHOへの反発広がる テドロス発言、不信増幅(2020/04/15)

◆このニュースも気になります。WHO、どうなるんでしょう。
WHO改革で合意 米仏首脳(2020/04/26)
WHOの中国賛美「過剰」 テドロス氏、政治家の側面―元法律顧問(2020/04/28)

新型コロナウイルス WHOの報告や発表 2020年5月

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2020/05/01 感染源の動物調査を 専門家委がWHOに勧告―新型コロナ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は1日、新型コロナウイルスをめぐって4月30日に開かれた専門家による緊急委員会の勧告を発表した。委員会はWHOに対し、感染源の動物と中間宿主の調査を、各国や他の国連機関と協力して進めるべきだと勧告。テドロス事務局長も「受け入れる」と表明した。
2020/05/04 新型コロナ、武漢研究所説は「臆測」 WHO

【ジュネーブAFP時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は4日、新型コロナウイルスの発生源は中国湖北省武漢市の研究所だとトランプ米大統領らが主張していることについて「米政府から何らデータや具体的証拠は得られておらず、臆測の域を出ない」と指摘した。
2020/05/07 アフリカで最大19万人死亡も 新型コロナでWHO警告

【キンシャサAFP時事】世界保健機関(WHO)は7日、アフリカで新型コロナウイルスの感染封じ込めに失敗した場合、1年間で最大4400万人が感染し、19万人の死者が出る恐れがあると警告した。
2020/05/15 川崎病類似症状に警戒を 子供の症例増、コロナに関係も―WHO

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は15日、ジュネーブで行った記者会見で、子供が「川崎病」に類似した症状で集中治療を受けるケースが欧米諸国で少数ながら増えているとして、全世界の臨床医に警戒を呼び掛けた。
2020/05/16 路上の消毒剤散布、コロナ除去に効果なし 健康上のリスクも WHO

【ジュネーブAFP=時事】世界保健機関(WHO)は16日、複数の国で実施されている路上での消毒剤散布には新型コロナウイルスを除去する効果はなく、むしろ健康上のリスクが生じると警告した。
2020/05/18 世界保健機関(WHO)の年次総会が18日…:総会で発言するWHO事務局長
2020/05/20 「最も弱い人に影響」 WHO、米資金拠出停止に懸念

【ベルリン時事】トランプ米大統領が世界保健機関(WHO)に組織運営を改善しなければ資金拠出停止を恒久化すると警告した問題をめぐり、WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は20日、記者会見で「世界でも最も弱い人々に基本的な医療を提供することに大きな影響が出てくる」と懸念を示した。
2020/05/25 WHO、トランプ氏服用薬の治験停止 コロナ用、副作用の可能性

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日の記者会見で、トランプ米大統領が最近まで新型コロナウイルスに有効として服用していた抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」について、新型コロナ治療薬としての国際的な治験を「一時的に停止する」と発表した。
2020/05/25 新型コロナ対策「日本は成功」 感染減、死者最小限―WHO

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日、緊急事態宣言が全国で解除された日本の新型コロナウイルス対策について「成功している」と評価した。ジュネーブのWHO本部で開かれた定例記者会見で語った。
2020/05/26 動物から人への感染、初確認か オランダのミンク農場―新型コロナ

【ジュネーブAFP時事】世界保健機関(WHO)は26日、オランダ南部のミンク農場でミンクから新型コロナウイルスに従業員が感染したとみられる事例が発生し、動物から人への感染が確認された初のケースとなり得るとの見解を明らかにした。AFP通信の取材に答えた。
2020/05/27 WHO、寄付集めへ財団設立 米拠出停止とは「無関係」

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は27日、活動資金に充てる寄付金を集めるための「WHO財団」を設立したと発表した。法的にはWHOからは独立した法人として、企業や個人など主に民間から寄付を募る。集めた資金の7~8割が、直接WHO事務局に拠出されるという。

台湾とWHO

台湾、結局WHOの総会には参加できませんでしたね。
残念です。

コロナ対応、国際調査実施へ 米中同意、時期は不明―台湾不参加でWHO総会開幕(2020/05/18)

【解説】台湾はなぜWHOから排除されるのか?今後の見通しは?(2020/05/20)

アメリカ(トランプ大統領)とWHO

こちらも目が離せません。

WHO脱退、可能性示唆 拠出恒久停止も警告―トランプ米大統領(2020/05/18)

陰謀論 ビル・ゲイツ氏

こんな話まで飛び出してきました。
でも、なんかあやしい、、、

流行の黒幕説も…ビル・ゲイツ氏、新型コロナ陰謀論の標的に(2020/05/20)

新型コロナウイルス WHOの報告や発表 2020年6月

2020/06/01 米との協力、継続望む 脱退、具体的対応触れず―WHOトップ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日の記者会見で、トランプ米大統領がWHOからの脱退を表明したことを受け、「米国との協力が継続することを望む」と語った。脱退表明後にテドロス氏がコメントしたのは初めて。ただ、言及はごくわずかで、今後の具体的対応などには触れなかった。
2020/06/03 トランプ氏服用薬、治験再開へ WHO、停止から一転

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日の記者会見で、副作用の恐れから新型コロナウイルス用医薬品としての治験を停止していた抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」について、安全性を再検証した結果、治験再開を認めると表明した。ヒドロキシクロロキンは、トランプ米大統領も一時服用していた。
2020/06/05 広範なマスク着用を WHOが修正、布もOK―新型コロナ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は5日、新型コロナウイルス感染拡大阻止のためのマスク利用の指針を改定し、流行地では公共交通機関利用時など人同士の距離を取ることが難しい場合、他人に感染させないためにマスク着用を推奨すると表明した。手作りの布マスクでも、正しく作成すれば問題ないという。
2020/06/16 運動時はマスク控えて 呼吸を阻害、WHOが提言

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は16日のツイッターへの投稿で、運動時はマスク着用を控えるべきだと提言した。汗による湿りが呼吸を阻害する上、微生物による汚染を悪化させることにつながるという。
2020/06/17 ステロイド薬の英研究「画期的」 新型コロナ治療でWHOトップ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は17日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症治療でのステロイド薬の有効性を明らかにした英国の研究結果について、「画期的だ」と評価した。
2020/06/19 WHO「パンデミックは加速」 1日の感染者、15万人超―新型コロナ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は19日、新型コロナウイルスについて、前日の世界の新規感染者が15万人超と過去最大となり、「パンデミック(世界的流行)は加速している」と表明した。その上で、都市封鎖などの解除による気の緩みに危機感を示した。
2020/06/29 WHO、中国に調査団 コロナ起源検証へ

【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日の記者会見で、新型コロナウイルスの起源などを検証するため、来週、中国に調査団を派遣すると表明した。新型コロナをめぐっては、米トランプ政権が中国・武漢の研究所から流出したとの疑いを持っている一方、中国は「起源は不明だ」と反発。各国も米国の説を疑問視している。

新型コロナウイルス、WHO (世界保健機関)の発表や声名 まとめ

他の記事で、WHOの発表をまとめていたのですが、意外にアクセスしてくださる方が多かったのでこちらで別記事にしました。

今後もこのページに追記していきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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