厚労省職員、内閣官房職員2人が新型肺炎感染 クルーズ船で事務作業なのになぜ?

社会

厚生労働省は20日、厚労省職員、内閣官房職員が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。

厚労省・内閣官房の職員のお2人はクルーズ船で事務作業をしていたとのこと。

40代、30代のかたです。

おふたりは現在入院しているとのこと。

40代のかたは2月12日から、30代のかたは2月11日から、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で事務作業をしていたそうです。

クルーズ船内では、マスクと手袋のみ着用して作業にあたっていたとのこと。

おひとりの方は、2月11日に患者搬送をする際に2mの距離をとって交通整理、もうひとりは患者搬出の数を船外で距離をとって数えていたそうです。

いずれも公共交通機関の利用はしていませんが、横浜市内の民間の宿泊施設で滞在していたそうです。

現在、2人の発症前の行動の調査をしているそうです 。

気になるのは、おふたりとも防護服は着用していなかったこと。

危険ゾーンと安全ゾーンの区別がないのに、事務作業だからということで軽装で作業にあたっていたということでしょうか。

そしてももうひとつ。

私たちは、新型コロナウイルスの感染対策として「マスクと手袋が有効」という情報を得ています。

今回感染した、厚労省・内閣官房職員のお2人は、マスクと手袋は着用していたようです。

それなのになぜ感染してしまったのでしょうか?

これは、マスクや手袋の着用だけでは感染は防げないということが証明されたのではないでしょうか?

 

 

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厚労省職員、内閣官房職員が感染 クルーズ船で事務作業 の内容は?

情報がそろってきたので、更新します。

2人は同じチームで作業を行って

厚労省職員、内閣官房職員2人の感染確認までの経緯

◆厚生労働省 40代の男性

まずはNHKのニュースから。

このうち厚生労働省の40代の男性職員は今月12日から船内で業務を行い、18日に発熱などの症状が出てウイルス検査を行った結果、20日、感染が確認されました。東京都内の医療機関に搬送されましたが、その際には発熱などはありませんでした。3日前に感染が明らかになった厚生労働省の職員とは別のチームで業務にあたっていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200220/k10012293771000.html

次に朝日新聞DIGITAL。

厚労省職員は12日から船内の業務にあたっていたという。18日夜から発熱を訴え、翌19日に熱は下がったものの、鼻水の症状はあった。その後、検査で陽性とわかったため、東京都内の医療機関に搬送された。

https://www.asahi.com/articles/ASN2N5322N2NULBJ00Q.html

 

◆内閣官房 30代の男性

こちらもまずはNHKより。

また内閣官房の30代の男性職員は今月11日から船内で業務にあたっていて、18日にせきなどの症状が出たあと37度台の発熱があったためウイルス検査を行った結果、20日、感染が確認されました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200220/k10012293771000.html

 

そして同じく、朝日新聞DIGITAL。

内閣官房職員は11日から船内で業務。18日にせきなどの不調を感じ、翌19日はホテルで休んだという。その後、検査で陽性だとわかり、20日午前に都内の医療機関に搬送された。

https://www.asahi.com/articles/ASN2N5322N2NULBJ00Q.html

 

下記は第一報のときの記載内容です。

まだ下記の情報しかありませんね。

厚生労働省は20日、新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で働いていた同省と内閣官房の職員計2人の感染が確認されたと発表した。同省によると、2人は船内で事務作業をしていたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200220-OYT1T50212/

 

 

また追加情報がありましたら更新します。

 

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厚労省職員、内閣官房職員が感染 クルーズ船で事務作業 ネットの反応

ツイッターの声を少しピックアップしてみました。

◆「感染するリスクがある中」で事務職員が働く事は、徹頭徹尾何の意味もなく、万一感染した場合の社会的負担を増すだけです。そして実際本日厚労省、内閣府の事務職員の感染が確認されました。厚労省に感染制御の能力が欠如している事は事実によって完全に証明されたと言えます

◆【危機管理上、あってはならない感染が再度発生】
内閣官房と厚労省職員2名が新型ウィルスに感染。2名ともクルーズ船内で活動。細部感染経緯調査は、今後だが、対応にあたる職員が感染するのことは、危機管理上はやはり問題。一緒懸命に仕事はしているのだが、感染防止対策上、更なる対策が必要

◆船内で事務作業していた内閣府と厚生労働省の職員も感染か…
岩田先生の懸念の正しさが証明されつつある…

◆11日にクルーズ船に乗船した厚生労働省の職員が感染、、、。11日時点でも船内は区分けが適当だったってこと。だって事務作業をしてた人だよ。船内の安全な場所にいたのに感染。
クルーズ船の人達はどんどん下船してる。

◆医療従事してた訳でなく、事務作業をしてて感染するというのはゾーニングできてなかった証拠では?

厚労省職員と内閣官房職員がクルーズ船内で感染って、やっぱり感染症対策がザルだったって事じゃんww 事務作業に従事で感染ってどんだけザルなんだよ!!

 

Yahoo!ニュースのコメントからも

◆感染した二人は37度ちょっとの発熱と鼻水程度で、咳はなし。
翌日には平熱になってる。
この人たちはクルーズ船にいたから検査で判明したが、
市中の人は、この程度なら軽い風邪と考えて普通に生活するしかないですよね。
自主的に学校や会社を休むにしても、いったいいつまで休めばいいのか。
解熱すれば大丈夫なのか、解熱後も何日かはだめなのか…
そのへん知りたいですね。

◆アホか。日本政府はダイアモンド号の陰性が100%確認できないまま422人の乗客を自宅にかえすとは。アメリカなどは下船してもさらに14日隔離して陰性であれば放免すると。外国からもそのまま自宅に戻すべきではないと非難されているが政府はこれが最善だと抜かしている。

 

確かに、、下船してましたよね。

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厚労省職員、内閣官房職員が感染 クルーズ船で事務作業 まとめ

 

マスクや手袋をしていても、その使い方・使用後の処理方法によっては感染するということなのでしょうか。

はたまた、空気感染の可能性も出てきたのでしょうか・・

市中感染ははじまっているのは確実です。できることはやる、これしかないですね。

これからの日本政府や他国の動きにも注視していきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

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