使い捨てマスク 再利用 業界団体指針。中性洗剤でやさしく洗う

不織布マスク 洗い方 洗濯 社会

使い捨てマスクが不足するなか、不織布の使い捨てマスクを洗って使うひとが増えています。

その方法については、どの情報が正しいのか、信用できる情報はどれなのか分からない状態になっていました。

漂白剤がいいのか中性洗剤か。

煮沸か熱湯かレンジか。

そんなところ、全国マスク工業会(マスクメーカーの業界団体)が指針を発表。

「洗って繰り返し使える表記のないタイプのマスクは、洗うと機能が落ちるので再利用は勧めない」

とのこと。

我家のマスクにもこんな記載がありました。

本品は1回使い切りマスクです。洗濯による再使用はできません。

 

そもそも、不織布のマスクは再利用を想定しているものではないので、当然と言えば当然ですね。

ただ、マスク不足が続くなか、そうも言っていられない。

全国マスク工業会のリリースでもその点もフォローしていて、洗う場合の注意点にも言及しています。

この記事では、全国マスク工業会による「マスクの洗い方」を中心に
◆洗うとなぜ機能がおちるのか
◆その他の記事ではどう説明しているのか
◆みんなどうやって洗っているのか

・・などをまとめてみました。

関連記事:アベノマスク(布マスク)の洗い方 2枚を使いつくす!洗う頻度は?

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全国マスク工業会によるマスクの洗い方・注意点

全国マスク工業会の発表では、使い捨てマスクをどうしても再利用したい場合の洗い方を説明しています。

1.中性洗剤を使用

2.もみ洗いではなく、押し洗い

3.十分にすすぐ

4.自然乾燥(乾燥機は使わない)

5.抗菌スプレーやアルコール消毒液などは使用しない
(フィルターの機能をなくしてしまうため)

あー。
わが家、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ってましたわ・・

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使い捨ての不織布マスクを洗うと「機能が落ちる」とは?

全国マスク工業会による指針によると、
「洗って繰り返し使える表記のないタイプのマスクは、洗うと機能が落ちるので再利用は勧めない」 としています。

ここでいう機能はフィルター機能。

不織布マスクのパッケージをみていただくと分かるのですが、

・3層構造とか4層構造などの記載
・99%カット高性能フィルター使用

などの記載があると思います。

口に当たる部分と外側が通常の不織布。
外側は、さらに特殊加工がされていることもあります。

そして、まん中に配置され、通常は見えないものがフィルターです。

ウイルスなどの微粒子の遮断をしているのが、このフィルター。

このフィルター、主に「PPメルトブローン超極細繊維」というものを使っています。

参考になる記事を少し引用します。

フィルターは主にPPメルトブローン超極細繊維でできている。マスクのフィルターはエレクトレット処理を受け、微量の電荷を帯びるようになる。
これによりふわふわとした状態で、効果的に空気中の各種微粒子を吸着できる」
(途中略)
蒸すにせよ煮洗いするにせよ、水が入ることでフィルターの電荷が急速に失われ、ろ過効果が大幅に低下することは間違いない。
またPPメルトブローンは非常に細く、髪の毛の十数分の一ほどで、平均2ミクロン前後しかない。高温に弱く、温度が80度を上回ると収縮・変形を起こし、構造が破壊され、防護効果が低下する。

引用元:煮洗い、アルコール消毒、紫外線照射…ウイルス対策マスクの再利用は可能か?

つまり、不織布マスクのフィルターは、
水が入ることによってろ過効果が低下し、さらに熱によって構造が破壊され防護効果が低下する

ということになります。

そのため、どうしても洗うのであれば中性洗剤でやさしく、ということになっています。

ただ、考えてみれば、洗った時点でフィルター効果が弱まるんですよね。

個人的な意見ですが、そうであれば、当て布を使いつつ、煮沸なり、アルコールなりの対策をするのもアリだと考えています。

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使い捨てマスクを洗うための「中性洗剤」ってなんだ?

ここで、中性洗剤ってなに?ということもあるかもしれないので、一応記載しておきます。

文字通り、「中性」の洗剤です。

洗剤には「中性」以外に、「アルカリ性」「酸性」があります。

アルカリ性の汚れには「酸性」、酸性の汚れには「アルカリ性」の洗剤を使って、中和させることによって汚れを取りやすくするのだそう。

じゃ、中性って意味なくね?
というふうにも思えますが、「酸性」や「アルカリ性」とちがって、手肌や素材を傷めることなく汚れを落とすことができます。

今回、不織布のマスクを洗う場合、できるだけ素材を傷めたくないですよね。

なので、中性洗剤を使用するのがベストということになります。

※参考:https://cojicaji.jp/cleaning/cleaning-goods/89

じゃあ、中性かどうかはどこで見分けるの?

というと、製品パッケージの成分表示のあたり。

我家の洗剤、ちょっとみてみました。

キュキュット泡スプレーと、洗濯用洗剤のNANOXが中性洗剤でした。

口に触れることを考えると、台所洗剤がよさそうですねー。

台所洗剤のジョイ:
弱アルカリ性
キュキュット クリア泡スプレー:
中性
洗濯用洗剤 NANOX:
中性
ワイドハイターEXパワー(粉末):
弱アルカリ性
キッチンブリーチ:
アルカリ性
不織布マスク洗濯

 

その他の記事でもマスクの洗い方を調査してみた

次は、毎日新聞による下記の記事から抜粋してみます。

不織布マスク 洗って再利用 破れたら絶対使わない(毎日新聞)

こちらの記事は、東邦大学看護学部感染制御学研究室の小林寅喆(いんてつ)教授にインタビューしたもの。

この記事での洗い方や注意点はこちら。

1.洗濯機で優しく洗う機能を使うか、家庭用中性洗剤で優しくもみ洗い

2.よく乾かす

3.マスクが破れたら絶対につかわない

4.洗うたびにマスクの性能は低下するので、ガーゼ・薄手のハンカチ・ティッシュを内側にはさんで機能を補う。

全国マスク工業会さんとはちょっと違いますね。

もみ洗いか、押し洗いか・・・どっちがいいのー?

フィルター機能が低下するのを防ぐという目的を考えれば、いずれにしても「優しく洗う」ということでしょうか。

そういう意味では洗濯機はやめたほうがよさそうです。

個人的には、もみもみするよりは、中性洗剤の洗浄力が発揮できる程度に”押し洗い”するのがいいと思います。

 

ネットにある「マスクの洗濯法・再利用法」これはどうなの?

この先は「これはどうなの?」という内容。

「機能低下をできるだけ防ぐ」
「気分的にこっちのほうがいい気がする」

どちらに重きを置くか、というのにかかっている気がします。

こちらの方法を試す場合は自己責任で!

どんなデメリットがあるのか、わかったら追記していきます。

 

不織布マスクにアイロン?

「使い捨てマスク アイロン」で検索してみました。

スチームアイロンの蒸気を両面にかけて滅菌するらしいです。

もしくは、当て布をしてアイロンをかけるというものもありました。

しかし!
どうやら、溶けちゃったひとも多数見られました。

 

マスクをレンジ?

「使い捨てマスク レンジ」で検索してみました。

医師から伺った話、とのことで一定の信憑性はあるように思われます。

でも、鼻のところに金属が入っている場合は、レンジは危険です!

火花が散ります。たぶん。

 

マスクを煮沸、または熱湯に浸す?

「使い捨てマスク 煮沸」で検索してみました。

煮沸消毒をやっている人も結構いました。

子どもが赤ちゃんのときは、肌着やタオルは煮沸消毒してましたねー。
なつかしい・・

って、ここまでやるならガーゼマスクでいい気もします。

x.com

そして、ふにゃふにゃにしてしまった人も続出。

で、アイロンをかけると見た目はマシになるらしいです。
マスクのフィルター機能がかなりなくなっているような・・

 

マスクをハイター(漂白剤)につける?

「使い捨てマスク ハイター」で検索してみました。

ハイターにつけるというかたも結構いました。

上記でみたように、水で付けた時点でフィルター機能は落ちます。
この時点でフィルター機能の大部分は捨てることになります

なので、いっそのこと、ハイターで殺菌・消毒するのはアリかと思います。

こちらもガーゼマスクでいいんじゃないかと思うのですが。

それにしてもハイターって、一晩もつけ置きしていいんだっけ?

つけすぎるとふきんが結構傷むし。

しかも、鼻のところに金属が入っている場合腐食したりしそうですよね・・

2~3回なら大丈夫なのでしょうか。

マスクの洗い方を調査してみた おわりに

不織布の使い捨てマスクの不足が目に見えてきました。

WHOでは「必ずしもつける必要はない」などというので、一層混乱を招くことに。

しかーし!

マスクをつける理由は新型コロナウイルスだけじゃない。

多くの日本人は「花粉」という大きな問題をかかいえているのです。

マスクしないなんていう選択肢はないです。

みなさん、マスク再利用や手作りマスクで、この局面を乗り越えましょう!

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

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