中国驚き日本のマラソン大会開催に心配の声　なぜ？その真意は？

新型コロナウイルスの感染のリスクが高まるなか、日本が各地でマラソン大会を開催することについて、中国のSNSで驚きの声が話題になっています。

中国の驚きの声としては「日本はこのままだったら、やばい」というもの。

さすがに、日本の対応について中国が驚きと疑問を持ち始めている様子です。

中国驚き・心配の声というよりは、その真意は「日本、おかしいんじゃない？」ということなのではないでしょうか。

ではニュースの内容をみていきましょう。

中国驚き日本のマラソン大会開催に心配の声の内容は？
中国驚き日本のマラソン大会開催に日本のネットの反応は？
中国驚き日本のマラソン大会開催に。まとめ

中国驚き日本のマラソン大会開催に心配の声の内容は？

２月１６日、１７日と日本では各地でマラソン大会が開催されました。

中国では日本でのマラソン大会の開催のニュースに対して、中国版のツイッター（微博）がランクイン。

また、マラソン大会開催のニュースを伝える記事に対して、2.2億のページビューと1.8万のコメントを集めたとのこと。

微博での、中国の驚きと心配する声をみてみましょう。

「日本の状況は、最初に新型コロナウィルスが発見されたときの武漢と同じだ」

「日本式の『万家宴』だ。日本はこのままだったら、やばい」
※「万家宴」は春節の前にたくさんの人が集まって食事をする行事。武漢では4万世帯を超える人たちが料理を持ち寄って集まったことで、感染拡大に拍車をかけたとされている。

「日本は中国のように『隔離』することは、ほぼ不可能。日本は高齢化社会ですし、本当に感染拡大したら、中国より大きな問題に発展するでしょう」

「マラソン？　これは武漢よりもマズい。すでに完全に正解を捨てた感じ」

「日本はまだ新型コロナウイルスの強さを知らないようです」

「日本政府の気持ちも分かりますよ。今年はオリンピックもあるし、社会の安定を維持させたいし、経済も発展させたい……」

引用元： https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00000001-withnews-cn

東京マラソンに関しては、一般ランナーの参加はなくなっていますが、それでも人が集って、濃厚接触する要素を十分に残しています。

走る人はもちろんですが、応援するための人も集まることでしょう。

中国では国の命令で、一斉に在宅隔離を行ったり、街のあちこちや紙幣を消毒するなど、日本の対応とはかなり温度差があります。

日本の電車内でのマスクの着用率の低さにも驚いているようです。

そんななかでの、日本への「危機感のなさ」への心配が垣間見えてきます。

中国驚き日本のマラソン大会開催に日本のネットの反応は？

Yahoo!ニュースのコメントからみてみましょう。

◆中止しない方も、参加する方も、どっちも危機感が無くてどうかと思う。

◆そうかもしれないけど、中国人がそれを言うかな。元はと言えば、あなた方の国の人たちがマスクもせず、無神経に日本中を観光したからでは？マスクも買い占めて。どの口が言うんだろう。

◆コロナに対して甘すぎる対応の政府。平和ボケがでている証拠。マラソンとかなぜする？人命が優先。ランナーにもきっちり説明すれば、納得してもらえるはず。この大会から感染者がでた時はどうするんでしょうか？申し訳ありませんと言うばかりですよね？日本という国を守る為に、目先の利益に目もくれず、先を見据えて国は動いてほしいです。国会では揚げ足とりみたいな話題ばかり。何をしてるの私達の税金で？と思います。

◆TVで有識者と言われるコメンテーターが”正しく恐れて下さい、過剰に恐れることはありません、コンサートなどは特に中止す必要はないと思います”と発言。唖然とした。

それを中国がいうか？というコメントと、マラソン大会を開催することに対する批判、政府への批判がたくさん寄せられていました。

ツイッターからもいくつか。

日本には、あまり実態が伝わっていないと思いますが、中国はで行動制限、企業の操業制限。操業再開も各区等の規制のクリアと監査順番待ちといった、完全な封じ込め作戦中で、学校はインターネット授業を開始。
大ピンチのとき、コレ見て日本の方がって、みんな。https://t.co/rjodjjvk2x
— 機長 (@shiriana_air) February 19, 2020