新型コロナウイルスは子供はかかりにくいと言われていました。
しかし、2月21日時点で10歳未満の子どもの感染が確認されました。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022101002267.html
今回の新型コロナウイルスでは、マスクや消毒薬は不足していますし、そもそも小さいお子さんはマスクをしても顔を触ってしまうのは防げません。
そして発熱したとしても、自分で気づかないことが多いです。
なんかぐったりしているな、、と思って熱をはかったら38度!なんていうことはよくあります。
新型コロナウイルスの子どもの判断はどうしたらいいのでしょうか?
子どものどんな症状に気を付けたらいいのでしょうか?
2月24日放送の「スッキリ」の情報を中心にまとめてみました。
新型コロナウイルス 子供の症状 異変を見逃すな 2月24日放送スッキリより
2月24日放送の「スッキリ!」では、
「子どものこんな症状に要注意!」という情報がありました。
①微熱でも疑え
②白いたんに注意
③透明な鼻水を見逃すな
少し詳しくみてみましょう。
新型コロナウイルス 注意すべき子どもの症状 「微熱でも疑え」
厚生労働省によると、下記に該当する場合に相談してくださいというふうにしています。
○ 以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センターに御相談く
引用元:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」
ださい。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
小さいお子さんの場合、平熱が高めの場合がありますから、37.5度くらいなら微熱だよね、と見逃してしまうかもしれません。
お子さんによって、また測る時間帯によっても体温は変わってきます。
普段から決まった時間に検温することも大切だと思います。
保育園や幼稚園などの場合、普段から体温チェックをしていると思いますが、小学校以上になると各家庭に任されてしまいます。
この機会に、毎朝の体温チェックを開始されてはいかがでしょうか?
とはいっても、朝はいつもバタバタだからなー。
新型コロナウイルス 注意すべき子どもの症状 「白いたんに注意」
たんに関しては、
「白いたん」
「たんが出ないせき」
に、注意が必要とのこと。
たんが出ないせきについては、朝日新聞による武漢の病院長へのインタビューでも述べられていました。
参考記事:【独自】空ぜき「普通の肺炎と違う」武漢病院長の証言
診療を行っているうちに、「一般的な肺炎と異なり、患者がたんを伴わない空ぜきをしていた」ことに気がついたのだそう。
たんの色と病気との関連は下記のとおり。
白い場合はウイルスによる感染が多いとのこと。
新型コロナウイルスの場合は、「白いたん」ということになります。
痰黄色:細菌性の感染症が多い(急性咽頭炎、急性気管支炎など)
引用元:ながはまクリニック「痰の症状」
緑色:緑膿菌が関係している(びまん性汎細気管支炎、慢性気管支炎など)
錆びた色:肺炎球菌と関係している(肺炎球菌性肺炎、肺膿瘍など)
白色、粘度が高い:非細菌性(ウイルスなど)の感染が多い(アレルギー性気管支炎、COPDなど)
ピンク、泡沫状 :血液と空気が混ざる(肺水腫など)
白色、サラサラ :(肺胞上皮癌、気管支喘息など)
暗赤色 :下気道からの出血が多い(肺がん、気管支拡張症、肺結核症など)
赤色 :肺出血など
新型コロナウイルス 注意すべき子どもの症状 「透明な鼻水」
鼻水に関しては、
「インフルエンザなどのウイルス感染のときは透明」
「鼻水が黄色のときは細菌感染など」
とのこと。
黄色い鼻水が出やすい病気としては「急性上気道炎」「急性副鼻腔炎」「慢性副鼻腔炎」があります。
参照情報:MedicalNote「鼻水が黄色い」より
透明な鼻水、今の時季は花粉症でも透明な鼻水がでますよね。
区別がつかないのではないか?という声もありました。
#スッキリ
— DeepMoon a.k.a. KINchan (@DeepmoonK) February 23, 2020
微熱
白いたん
透明な鼻水
を疑え。。
この時期
花粉症は全て当てはまります
加えて
咳も出ます
咳も出るので息苦しい
新型コロナと
全く見分けつきません
高齢で癌で糖尿病で心疾患でぜんそくで…
全て重篤になる疾患全て持っている
うちの母は↑の症状全て当てはまる
でも多分、花粉症
新型コロナウイルス 子供の感染予防はどうする?
現在、私たちが新型コロナウイルスから身を守る、または、他人に感染させない方法として、下記が挙げられます。
1.マスク着用、顔をさわらない
2.アルコール消毒、マメに手洗い
3.人混みに行かない
幼稚園や保育園、学校に通っている時点で、3は不可能です。
小学生くらいのお子さんなら、1と2はどうにか家庭や学校での指導である程度の効果は期待できそうです。
しかし、マスク着用に関しては、きちんとつけることを要求するのは現実的ではないと言われています。
そうすると、できることは「手洗い」「アルコール消毒」ということになります。
学校で、家庭で、手洗いとマメにするよう呼びかける以外はないように思います。
新型コロナウイルス 注意すべき子どもの症状 ネットの声
例え子どもが、「微熱」「白いたん」「たんの出ない咳」「透明な鼻水」という症状があったとして、検査してもらえないのでは?という声がありました。
子どもは37℃の微熱でも続いたら…って、明らかに肺炎といわれても検査すらしてもらえてない現実も報じてくれないと…親はちょっと体調変化しても気をつけてるんだよ‼️#スッキリ #新型コロナ pic.twitter.com/Z6F7KVQY73
— 今日も京のヲタ母 (@otahaha_kyoto) February 23, 2020
#スッキリ
— sachiyo (@sacchan7974) February 23, 2020
子どもの場合は微熱とか鼻水とかでも新型コロナを疑って受診しろって言うけど、受診したところで新型コロナの検査受けられずに「ただの風邪」診断されたら、どうすればいいのよ?
検査が出来ない「症状あるけど新型コロナじゃない」人はたくさんおると思う。
その報道してほしい
新型コロナウイルス 注意すべき子どもの症状 まとめ
ここまで、新型コロナウイルスの子どもの症状の判断についてまとめてみました。
主に、2月24日放送の「スッキリ」の内容をたどってみましたが、「微熱でも疑え」以外の内容は季節性のインフルエンザとも共通します。
ただ、ツイッターでのコメントにもあったように、すべての症状は「花粉症」でも起こりえます。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、本当に心配ですよね。
検査体制が整っていない点をどうにかしてほしいと思いました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。